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4日に発表された4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比11万5,000人増となり、予想の17万人増を下回りました。失業率は、予想の8.2%より強い8.1%となったものの、雇用者数増加の鈍化は3カ月連続です。
これに伴い、ダウ平均は前日比168.32ドル安、為替市場もリスクオフ一辺倒の展開となりました。
更に、6日にはフランス大統領選、ギリシャ総選挙があります。
フランス大統領選では、現職のサルコジ大統領がオランド氏に敗れると見られています。
ギリシャの総選挙では、既に承認されている第2次支援を支持している与党2大政党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と新民主主義党(ND)が苦戦するとの見方も強くあります。
これらのことが、ギリシャ支援にネガティブな影響を及ぼす可能性もあり、ギリシャのユーロ離脱という最悪のシナリオが再度懸念されることになるかもしれません。
ギリシャと言い、スペインと言いユーロは相変わらず、一筋縄では行きません。
また、今回の雇用統計を受けてアメリカでは、QE3期待が強まるのでしょう。
このような時こそ、資金管理をしっかり行い、チャンスと見ればリスクを取りに行きたいものです。